自由だけれども何もできない?制限だらけの留置所での生活の真実

余程の犯罪であったり、確信がない限り、いきなり逮捕される事はありません。まずは警察署で取り調べを受けて、逮捕するか釈放するかが決まります。ここで逮捕されると家に帰る事はできなくなってしまうので、ある施設に移動して生活する事になります。ここが留置所です。正しくは留置場ですが、留置所と言われる事の方が多いので留置所と言わせていただきますね。

留置所は警察署の敷地内にあります。交番にはありません。表からは分かりにくいですね。裏に秘かにあります。各地域に警察署はあると思いますが必ず、どこの警察署にもあるとは限らないようです。男性と女性を分けて拘束するのですが、男性用しかなかったり、女性用しかなかったり。留置所が小さくて人数をあまり入れる事ができなかったり。なのでA市の警察に逮捕されてもB市の留置所で拘束されるという事もよくある事です。

留置所での生活は、全て決められています。各留置所によってやり方や時間に誤差はあると思いますが、大きな差はないでしょう。朝7時に起床したらすぐに布団を畳ます。すぐに洗顔や歯磨きをして、朝ごはんです。その後、運動タイムがあり、しばらくフリーな時間があり、12時からお昼ご飯、またフリーな時間があって17時から晩御飯。またフリーな時間になり、20時に歯磨きをして布団を敷き、21時には消灯になります。

ご飯以外はほとんどフリーな事が分かるかと思います。このフリーの時間に警察からの取り調べを受けます。絶対に起訴すると決まっているような犯罪であっても、細かい内容を知らないといけません。他にも誰か絡んでいるのではないか?本当にこの人だけが悪いのか。最終的に留置所にいる間に起訴するか不起訴にするかを決めるのですが、起訴されると裁判を行います。

裁判になった時、何も情報がなかったら、何年間刑務所に入れるかなどの細かい事を決めれませんよね。単に殺人と聞けば「死刑だ!」って思う人もいるかもしれません。でも、正当防衛の結果で死なせてしまった場合と、何も関わりすらない人に故意に無差別殺人をした場合が同じ罰なんて変だと思いませんか?何も取り調べをしなければ、同じ罰になってしまうかもしれません。なのでしっかり取り調べをします。

フリーの時間には取り調べ以外にも、週に2回程度お風呂の時間があります。取り調べがある時でもお風呂が優先されます。お風呂の時に来ている服や下着を洗濯してもらいます。他に週に2回ほど掃除の時間もあります。たまに健康診断がある事も。お菓子を購入している人にはお菓子の時間もあります。

特に何もない日や、取り調べのない時は、フリー時間は本当にフリーになります。でも、何も持ち込めないのでフリーな時間ほど辛い時間はありません。一応、新聞や漫画の貸し出しはありますが、1度の貸し出しで2・3冊程度。丸1日の時間を潰すには不充分です。手紙を書くことを許されている人は手紙を書くことも可能ですが、1日(週の場合もある)に出せる手紙の枚数は制限されていますし、レターセットや切手を購入する費用がなければいけません。

フリーの時間は面会を受け付けている時間でもあります。誰かが面会に来てくれた場合は、取り調べ中であっても対応可能になります。ですが、たったの15分だけであり、1日の面会数には制限がある事もあり、全然時間潰しにはならないようです。何もしなくてもいい、楽だと感じるのは初めだけで、何もできないフリーな時間を過ごすのは過酷な事なのだそうです。警察の取り調べが1番時間が過ぎ、嬉しいなんて話もあるようです。

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