拘束中の運動とは

留置所や拘置所で拘束されていると、外に出る事はできません。基本的に部屋(牢屋)の中で1日を過ごします。拘束中の生活の中に“運動”という時間があります。拘束中の運動とは何なのでしょうか?みなさんは何を想像しますか?私は部屋から出れないなら部屋の中でできる運動だと思いました。ラジオ体操的なものを想像しました。さすがに部屋の中でサッカーとかできないですからね。

真実は、全く違いました…。拘束中の運動とは、単に外に出るだけです。外と言っても敷地から出てとかではなく、敷地内の屋上などです。屋根のない風を感じて空を見れる場所に行くことができます。太陽に当たれるのは嬉しいですよね。屋上に大きな牢屋がある感じです。上部は開いていますが、横は高い壁や牢屋があります。出入り口は当然、鍵を掛けられます。

運動は週に何度か行っていたり、毎朝行っていたり、場所によって様々です。時間は10分~30分くらいというところが多いですね。普段は外に出る事はもちろん、窓もない部屋であったり、窓があったとしても柵があって顔を出す事もできなかったりしますので、野外に出れるだけでも気分転換になって人気なようです。ただ、雨や雪の日(中止になる事も)や、寒い日には人気はないようです。自由参加のところもあれば、強制参加のところもあるので、強制参加だと辛いかもしれませんね。

運動には数人ずつ行きます。前と後ろなどに2人以上の看守が監視していますので、手錠はなしで行きますが逃げれないですよ~。普段は別の部屋で拘束されている人と交流したりもできます。基本的にはみんなでおしゃべりする時間だそうです。運動らしい運動はできませんが、部屋の中では窮屈だった体を動かしたり、多少は騒いでもOKです。看守の人とも世間話ができる時間です。

また、この運動の時間には爪を切ったり、男性ならヒゲを剃ったり(お風呂の場合もあり)する事もできます。タバコを吸う人はこの時間にしか吸えないので必死に吸うようです。たいだいが1日に2本までなので、一気に連続2本吸うらしいですね。ただし、現在は完全にタバコは禁止になっているようです。