来た人には絶対に会わないといけないの?被告人の面会と接見

留置所や拘置所に拘束されると、警察官や刑務官くらいしか話をする相手はいません。自分を捕まえた警察官と仲良くなるのも考え物でしょう。同じく拘束されている人も、同じ部屋でない限り、そうお話する機会もないでしょう。何より、知っている人と話す機会なんてないんですよね。なので、面会という制度はとっても楽しみな事でもあります。誰でもいいので、知っている人、気楽に話す事が出来る人と話せるという事は、私たちが思っている以上に嬉しいことなのです。

ですが、誰でも会いたい・話したいわけではありません。面会なんて、こちらからお願いする術はない事も多いんですよね。言い方は悪いですが、面会に行こうと思った人が勝手に来るパターンが多いです。逮捕してきた警察も、必要最低限の人にしか連絡しない事もあれば、希望する人に連絡をしてくれる人もいたり、連絡して欲しくもない人に勝手に連絡していたりと様々なようです。

また連絡を貰った人が別の人に伝えて広まるなんて事もありますよね。実際に拘束された友人の話では、「どうしてこの人が来るの?」と驚くような人も面会に来たとか。普段、関わりもないような人も多く、中には貶しに来たり、興味本位で面会に来たりする人もいるようです。例え家族であったとしても、どうしても会いたいくない兄弟もいるかもしれません。もしかしたら逮捕された原因が親だという事もあります。恨んでいる事もあるかもしれません。

この人だけは会いたくなかった…、今は誰とも会いたい気分じゃないなど、会いたくない理由も色々あると思います。まず、面会に誰かが来ると、看守の人が「○○さんが来たよ。」と教えてくれます。この時点で誰が来たのかが分かるんですね。もし、名前を聞いて会いたくないと思ったのなら、断る事も可能なのです!

ただ、せっかく来てくれたんですし、余程の理由がない限りは対応しておいた方がいいかもしれませんね。また、自分が面会に行く立場で断わられてしまった場合は、あまり恨んだりしないで、様子を見て、時間をあけてからまた面会に行ってあげるといいと思います。特に留置所の間は取り調べで疲れていたり、逮捕された事で精神的にいっぱいいっぱいになっている事も多いです。落ち着いてからの方がゆっくり話しやすいと思いますよ。

面会に来るのは家族や知り合いだけではありません。逮捕されると必ず弁護士が付きます。この弁護士が面会にやってきます。弁護士の面会は接見と呼ばれる事が多いです。元々、接見というのは面会という意味なので、弁護士に関わらず全てが接見なのですが、分かりやすくするように、面会と接見で分けている事が多いです。

弁護士の接見も断る事は可能です。ですが、弁護士は唯一の味方である事も多いです。他にも依頼者がいる中、会いに来てくれています。なんとなくですが、断らない方が良いかと思います。というより、普通は断れないかと。余程、ダメな弁護士なら別ですけどね。弁護士は警察の取り調べの対応の悪さの相談などにも乗ってくれるので、事件の事だけでなく、いろいろ相談してみても良いでしょう。

もし逮捕されるような事があったら、自分から面会に来てほしい人を呼ぶ事は出来にくいですが、面会に来た人を断る事は可能だという事。もし、面会に行く機会があれば、断られてしまう可能性もあるという事を理解しておきましょう。時間をあける事も大切な事もあります。ちなみに、取り調べ中でも面会がくれば取り調べを中断する事ができます。

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