留置所でも拘置所でも、生活に最低限必要な物は自分で用意しなければいけません。逮捕された時点で家には帰れませんから、この時の持ち物にお金がないと厳しくなってしまいます。少しでもお金を持っていれば最低限のお買い物は可能でしょう。留置所や拘置所で必要な物を用意するには、買い物と差し入れという2つの方法があります。

もし、自分が拘束されるようになった場合は、まずは面会に来てもらいたいものです。お金を少しでも持っていたら、まずはレターセットと切手を購入して、家族に面会に来てもらえるようにお願いしましょう。そして、事件についてしっかり謝罪をしてお金の差し入れをお願いしましょう。必要な物を買ってきてもらって差し入れしてもらうのも良いですが、特に留置所は差し入れのチェックが厳しいです。歯磨き粉1つにしても何か入っているかもしれないという理由でNGになる事も多いです。最低限必要な物は買い物できるので、お金を差し入れしてもらって、自分で買う方が良いと思います。

もし、家族などが拘束されるような事をしてしまった時は、まずはお金を差し入れしてあげるようにしましょう。理由は上記と同じです。最低限の物を揃える為です。衣・食・住に関してはお金を持っていなくても大丈夫なのですが、シャンプーや歯磨き粉などは貰えません。用意できない人やお金を持っていなかった人には貸してくれますが、早く買うように言われます。貰えるのではなく、貸してくれるんです。

特に女性は生理用品が必要ですよね。さすがにシャンプーを貸した分を返せとは言わないようですが、生理用品は借りた枚数分を買った時点で返さなければいけない事も多いようです。なるべく早く購入できるようにしてあげた方がよいでしょう。シャンプーや石鹸は貸して貰えても、リンスやボディーソープは購入しないと使えないとかもあるようです。必要ない人はいいですが、貸してもらえるシャンプーも安物なのでキシキシになるので髪の長い人などは辛いでしょう。最低限は揃えれるように5千円くらいは差し入れてあげてほしいと思います。

中には毎月10万円単位で差し入れしてもらっている人もいるようです。必要最低限にそんなに必要か?と思うのですが、実は他にも購入できる物はあるんです。例えばお菓子。どんなお菓子でもというわけではないんですが、買い物リストに書かれているお菓子なら自由に購入する事ができます。留置所では水だけ、拘置所でもお茶しか支給されませんが、ジュースやコーヒーを購入する事もできます。

もっと贅沢をするならば、おいしくないという噂の食事を拒否してお弁当を買う事も可能です。弁当も場所によると思いますが、からあげ弁当とか焼肉弁当とか、いたって普通のおいしいお弁当を購入できるそうです。ここまでくれば「なんで拘束されてるか分かってるの?」と言いたくなりますが…。まぁもしかしたら無罪の可能性もまだありますからね…。捕まった理由によってはこんな贅沢をさせてあげるもの良いかもしれませんね。外にも出れないわけですし…。

他にも雑誌や漫画を購入できたり、日記を書いたり絵を書いたりして時間を潰す為にノートを買ったりできます。差し入れでも可能ですが、本系は全ページチェックされます。何か書いていたり、新聞の事件の記事などは切り取られたり、なにかと厳しいです。どの差し入れでも厳しいチェックがあるので、差し入れしにくい物はお金の方が良いみたいですね。本当に必要な物は買えます。ただ、高いようです。